小学校の特別支援学級に進学することを決めるまで①
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現在小学一年生の娘。特別支援学級の情緒学級に在籍しています。昨年の夏から秋にかけて、進学先に悩みまくってました。
発達障害を持つ子供さんの進学先は、とても悩みますよね。我が家はどうして特別支援学級に決めたのか、ご紹介します。
★グレーゾーンや発達特性がある、障害を持つ子供の就学先は?
この就学相談の流れは、我が家の地域の場合です。地域によっては、前後もしくは実施されない場合もあります。
でも多くは、「教育相談」を経てその地域の教育委員会が、就学先を決定するという流れです。
就学先というのは、障害度合いが大きい順から・・・
- 特別支援学校
- 特別支援学級
- 通級指導教室
- 普通学級(通常級・交流級ともいう)
大体このパターンが多いです。
明確な基準は不明だけど、子供の知的能力や生活能力、集団適応能力、社会性、困りごと、園からの情報提供や保護者の意見などなど、総合的に評価して決定しているようだ。IQが65以下だから、「はい、あなたは特別支援学校ね」っていう割り切った感じではない。
就学先を決定する基準は、
「どの就学先が子供にとって居心地がよく、子供を伸ばしてくれるのか」
このことを軸に決めていくことを心掛けてほしいなと思う。
★就学先を決める前に実施される「就学相談」を受けるきっかけは?
療育先の紹介や、幼稚園や保育園等の先生からの勧めなどがきっかけで、
教育相談につながることがあるようです。
我が家は、3歳から通っている療育先(児童発達支援センター)の紹介でした。
紹介とはいえ、療育先の先生は就学相談を受ける必要性を感じていない様子。「娘はIQも高いし椅子に座ってられるので、支援級の診断を受けることは無いだろう」といっていました。
でも、私はそう思っていませんでした。なぜなら、その時の娘は、お勉強メインのこども園を登園拒否し通うことが出来なくなっていたからです。
小学校もこのままでは不登校になるのではないかと、不安になっていたのでした。
でもその時の私はまだ、「特別支援学級」という言葉を知らなかったのです。
療育に通ってるお子さんは、就学相談を受ける権利はあるけど、あくまでも任意です。
絶対じゃないので、「うちの子は、普通級しか考えてませんから!」っていうご家庭は、就学相談しなくていいと思います。
手間と時間はそれなりにかかります。
就学先は、入学してからも変更できるし、教育相談の機会はたくさんあります。
様子を見て「やっぱり普通級は厳しいわぁ・・・」と思えば、そのとき考えるのもありです。
逆に少しでも「うーん、やっていけるかしら?」という不安があるなら、多少の手間と時間をかけても、就学相談に行く価値はあると、私は思っています。
次回は、「就学相談ってなにするの?」についてです。