カラフル個育ての健忘録

個性豊かな子供たちの子育てを通じて知ったこと、楽天証券の事を書いてます

アメブロに行く子どもたちの日常を配信中

年長で転園した話③~認可外の幼稚園に転園した~

ブログの説

このブログは、知的障害児/発達障害児の子育てを通して学んだ事、おうちで療育したいときにおすすめの100均グッツや手作りおもちゃを配信します。誰かの役に立てたらうれしいです。よろしくお願いします。

 

森の幼稚園は子供の理想郷

森の幼稚園ってご存じですか?

 

NPO法人森のようちえん全国ネットワーク連盟 (morinoyouchien.org)

 

1.「森のようちえん」とは
 自然体験活動を基軸にした子育て・保育、乳児・幼少期教育の総称
2.「森のようちえん」という名称について
【森】は森だけでなく、海や川や野山、里山、畑、都市公園など、広義にとらえた自然体験をするフィールドを指す。
【ようちえん】は幼稚園だけでなく、保育園、託児所、学童保育、自主保育、自然学校、育児サークル、子育てサロン・ひろば等が含まれ、そこに通う0歳から概ね7歳ぐらいまでの乳児・幼少期の子ども達を対象とした自然体験活動を指す。

森のようちえんが大切にしたいこと


?自然はともだち?

  • 自然の中で、子ども、親、保育者が、共に育ちあうこと
  • 自然の営みに合わせるということ
  • 保育や福祉の仕組みを理解し、日本の保育や子育て全体に貢献すること

いっぱい遊ぶ

  • 自然の中で、仲間と遊び、心と体のバランスのとれた発達を促す。

自然を感じる

  • 自然の中でたくさんの不思議と出会い、豊かな感性を育む。

自分で考える

  • 子どもの力を信じ、子ども自身で考え行動できる雰囲気をつくる。

NPO法人森の幼稚園全国ネットワーク連盟HPより引用

 

発表会が終わった翌日から、娘は森の幼稚園に短期入園という形で入園しました。

2020年にできたばかりの古民家を用いた幼稚園です。

土手があり竹林があり、自然にできたぬかるみや

小さな畑と花壇、動物たちの足跡、タケノコをとって食べた後、スタッフが作った手作りの遊具・・・

自然に包まれてゆったりとした時間が流れていました。

 

きっと未就学児の特に3歳から6歳までの子供たちにとって

この環境こそが理想郷なんじゃないかと思うくらい。

誰が咎めるわけでもなく、自然がそっと教えてくれる

大切なことを。

1か月間の短期入園を通して

その時は10人くらいの少人数保育。もちろん縦割りの異年齢保育。

初めての場所に不安を感じやすい娘だけど

小さなコミュニティーだし、自由に里山を駆け回る子供たちの姿に

娘も安堵したのでしょう。あっという間に友達ができて、

不安に感じたのもはじめだけだった。

 

今までの園と比べて一番違うと思う点は、「失敗してもいいんだよ。チャレンジすることが大事なんだ」という雰囲気。

楽器の演奏やダンスに完璧さを求めていた、前の園とは大違い。

ある日、車の中で娘が

「先生も失敗していいんだね」

と不思議そうに言ったのがとても印象深かった。

どうやら栄養士さんが作ったふくれ菓子がうまく膨らまなかったそうだ。

しかしみんなはそれを

「味は最高だよ!!」

といってくれたそうだ。そ

のまま子供たちにおやつとして出す園長の判断も素晴らしいものだ。

 

そうだよ。大人だって失敗するんだ。

子どもはうーーーんと失敗しなきゃ!

 
森の幼稚園は、娘にとって特別な場所になった。
行きたくないと渋ることは、ほとんどなくなったのだ。