カラフル個育ての健忘録

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年長で転園した話④~森の幼稚園(シュタイナー園)は親子の絆を強めた~

ブログの説明

発達障害と軽度知的障害を持つ子供を育てています。

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毎日何か起きてます-発達凸凹家族の日常記録

発達障害について思うこと、その制度

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親は大変?子供が充実?どっちがいいの?

1か月の短期入園を終えて、本格的に森の幼稚園に入園した娘。

年長の11月に転園しました。

結果

転園しても問題ありませんでした。

むしろ・・・よかった。

 

森の幼稚園は、シュタイナー教育を主としています。

シュタイナーというと、ワーキングママにはめんどくさい事ばかり。

  • 週に二回のお弁当
  • 毎日水筒を持っていく
  • 着替えは3着
  • 冬休みがある
  • 土曜日やってない
  • 毎日送迎
  • 泥だらけになるから、毎日洗い物
  • 夏だろうが長袖長ズボン
  • 父母の会が頻発

ざっとこんな感じ。お弁当なんて遠足の時ぐらいだったから、最初は大変だった。

 

最初はね。

 

でも、この大変さ。

私にはすごく心地よかった。

 

勿論先生たちから、一日あったことを教えてもらえる

でもね、毎日靴を洗っていると

靴が教えてくれる。

「どんな遊びをしてきたのか」

服が教えてくれる

「どんな出会いがあったのか」

どんなことを感じ、今日という一日が充実していたのかを。

お弁当が教えてくれる

「これは食べられない」

「でもこれはおいしかったよ」

昔の園は、お弁当は「絶対完食!」だった。

でもそれでは子どもの心がわからない。

 

何が好きで何が嫌いなの

この量は多い?少ない?

水筒は少なめがいいんだな。保温性がある方がいいな

靴の左側が良く擦れてるな。

軍手の汚れがなかなか取れない、さては泥をそのままつかんだな

 

子どもの多くの事が、「めんどくささ」には詰まっている。

自分の子どもの事をより理解するために、「めんどくささは」大切なのだ。

 

今なら言える。

親のめんどくさいより「子どもの日々の充実」が大切なんだと。

 

涙と笑顔の卒園式

3月下旬。

毎日遊んだ園庭で、晴天下で

卒園式が行われた。

 

たった4か月。

だけどとても濃ゆい、充実した4か月だった。

 

娘は、涙を流したのだ。

皆とそして幼稚園を去ることを実感して。

「おかあさん、毎日一緒に手をつないで送り迎えありがとう」

その言葉を、私は一生忘れない。

 

1000まで数えて歩いた道。

クモと遭遇してキャーキャー言いあっていた日。

なかなか離れられなくて、縁側で庭を眺めた日。

イノシシが掘った後だよ!と、園庭で発見を教えてくれた日。

土手を高速で駆け上がった日。

雪を触りあった日。

氷を見つけて、一緒にふんで割った日。

 

一生忘れることは無い。

たった四か月なのに、5年いたこども園よりも子どもとの思い出が脳裏に焼き付いてる。

 

娘は泣いた後、卒園児たちと里山を笑顔で駆け抜けた。

その笑顔を見て

「あぁ、これだ。私が見たかったのは」

と心から思った。

本当に転園してよかった。

受け入れてくれて、ありがとうございました。

 

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