年長で転園した話②~年長になってこども園に行けなくなった~
ブログの説
このブログは、知的障害児/発達障害児の子育てを通して学んだ事、おうちで療育したいときにおすすめの100均グッツや手作りおもちゃを配信します。誰かの役に立てたらうれしいです。よろしくお願いします。
保育士の勉強をして、初めて感じた違和感
年少に進級し、同じころに娘は療育をスタートしました。
障害児・グレーゾーン・特性や困り感のある子ども、保護者を支援し、よいところを伸ばし、苦手なところに対しその子供にあったアプローチで支援をしていく。
そんな世界があることを知り、雷に打たれたような衝撃を受けました。
私もやってみたい。
そう思い、保育士の資格を取得するために猛勉強を始めました。
保育士の勉強の中で「保育所保育指針」っていう法律を覚えこむんですけどね。
この「保育所保育指針」は、保育所の在り方・保育士とはどういう人でどういうことをしてどう子供たちに接するのか・・・いわばバイブル的存在なんですよね。
子どもは遊びのなかで、様々なことを学ぶ
情緒的で安心感のある環境で
のびのびと遊びこむことができること
保育士は一人一人の子供を理解し、寄り添い、見守り、時に仲介したり
子どもたちのニーズに合わせたり、成長を見越しての環境設定を行う。
そんなことを知ったときに
今、娘の通わせている園って・・・
やっぱり違うなと思ったわけです。
年長になりこども園に行けなくなった
①発表会の練習が負担となっている
年長に進級してしばらくたち
夏頃、娘はこども園に行けなくなってしまった。
毎朝とても悲しそうに
「おなかが痛い」
というばかり。
頑張っていってみても、すごく暗い顔をして
「なにも楽しくなかった」
担任の先生に話しても
「すごく楽しそうにしてますよ」というばかり。
その時は、発表会の練習が始まったころでした。
年長さんは特に練習が厳しく、ほぼ遊ぶ時間はありません。
娘はキーボードに選出され、難しいパートを必死で練習していました。
でもそれも彼女にはすごく負担で。
家ではストレスをぶつけるかのように、荒れ始め。
園に対しては怖がって行きたがらない。
「先生が怖い」が口癖でした。
プロの音楽の先生に出来栄えを見せる日も、結局登園できなくて。
その翌日、「いけなくてごめんなさい」と謝ったら
「何度も来てって言ったよね!!??」
娘を攻める担任。耳を疑いました。
安心感もへったくれもない。結局は出来栄えだけなんだ。子供の気持ちは無視なんだ。
怒りがこみあげてしまい、つい私は
「園での様子を一度見学させてもらえませんか?」
と尋ねました。
数日後、見学が叶ったのです。
しかし見学をして私は、愕然としました。