カラフル個育ての健忘録

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園選びで大切だと思うこと~こども園年長で転園した話①~

ブログの説明

このブログは、知的障害児/発達障害児の子育てを通して学んだ事、おうちで療育したいときにおすすめの100均グッツや手作りおもちゃを配信します。誰かの役に立てたらうれしいです。よろしくお願いします。

 

娘の話です。1歳から通っていた(その当時は保育園)こども園を、年長のしかも10月というタイミングで転園しました。最後の発表会が終わると同時に園を変えました。

見た目だけで選んだこども園

 地元では教育熱心で有名な系列園。

家から近い・仏教教育にあこがれていた・0歳から漢字ってすごくない?英才教育素敵~💛みんな挨拶しててピシッとしてて、なんて躾がよくできてるのぉ★★親が教育やしつけをしなくても礼儀正しくてまじめで、漢字も読める子供になれる!

って本気で思ってて決めた園でした。

 確かに論語を読んだり、漢字を読めたり

ひらがなやカタカナが、就学前からある程度読み書きできたけど・・・。

それと引き換えに犠牲になったのは、「自由に遊ぶ時間」。

彼女が自閉スペクトラム障害だからでしょうか?

規律やルーティーンがガチガチに決まっている園は、彼女にとって息苦しい場所となるのです。

 2歳児クラスから本格的に始まった登園拒否

秋にはお遊戯会があり、その練習も本格的になってきた夏。

こども園では、2歳児クラスから合奏をすることになっています。

この合奏ってやつは、ガチです。レベル高すぎる。

発表会での出来栄えはものすごく良く、「3歳なのに、こんなに演奏できるなんてすごいじゃない!!」って、教育熱心な保護者は涙を流すレベルなんだと思います。

それだけすごいレベルということは、練習の熱気もすごい。

ちょうどそのころから、本格的に「行きたくない」「おなか痛い」「頭痛い」「いやだ」「楽しくない」を毎朝連発するようになりました。

日に日に登園渋りがひどくなり、毎朝、園の駐車場から大人3人がかりで運ぶ日々。明らかに異常。

周りの目線が痛い。

その頃は2人目が生まれたばかりで、私も家にいるから渋っているんだと思っていたんだけど・・・にしても、毎朝、姉と父を呼んで手伝ってもらわないと園に連れていけないなんて、ものすごくつらい日々でした。

 

登園拒否よりつらい事。そして1度転園に踏み切るけど

毎朝登園拒否するのもつらいけど、それよりも苦しかったことは、園の先生たちの「見て見ぬふり」する対応。

私や姉が直接相談しても、「ふーん。下の子が生まれて、お母さんが家にいるからじゃないですか?」で終わり。

別な日は「大変ですねぇ~クスクス」って笑われるだけで何もしない。

他に登園渋りをして泣いている子供には「手を貸す」。

保護者で対応変えてるのが明らかでした。

2歳児クラス時点で、すでに、園に対して信用をなくしていました。

だから私は、下の子が保育園に行くタイミングで、別の保育園に行こうと決心したんです。が・・・できなかった。

 それは娘の「お友達とお別れしたくない」という言葉を尊重したからです。

 

★おまけのおまけ★

私も保育所育ちの人間です。遊びメインの保育所で、本当にのびのび過ごしていました。私が子供の平成初期のころは、保育所を利用している子供は「かわいそうな子供」とされ、ほとんどが幼稚園出身の子供たちでした。

幼稚園出身の子は、入学当初から読み書きや計算ができる。挨拶やルールもきちっと守れる。一段上の存在でした。「保育所出身の子は~」なんて、普通に言われる時代でした。だからかな?同じ保育所でも、仏教系列の園は幼稚園とやってることが変わらないから憧れを持っていたんだと思います。

それも園選びに影響があったのだと思います。

ちなみに幼稚園は一条校に君臨する「学校」です。

保育所は、児童福祉施設。(幼保連携型認定こども園は、児童福祉施設&学校)

この構図は昔から変わりませんが、考え方・運用の仕方・教育で大切にするところ等など決めている法律の内容は、近年統一化されています。保育所・幼稚園・こども園、どこに行っても教える内容には差がないはずです。やり方は園によって違いますけどね・・・そのやり方が、園選びに大事だと思う。